天理市:金仏壇洗い、塗り直し

2019年12月13日

【修復前】

【修復後】

金仏壇洗い、塗り直し修復の流れ

①仏壇の解体
②欠落した部品の製作または修復
③部品のペーパーあて
④下地塗り
⑤乾燥
⑥ペーパーあて
⑦中塗り
⑧乾燥
⑨ペーパーあて
⑩上塗り
⑪金箔押し
⑫蒔絵加飾
⑬飾り金具打ち
⑭組み立て

お魂抜きをしていただいたのち、仏壇をお預かりして仏壇の解体をします。金具や彫り物、扉や欄間など仏壇本体を一度ばらばらの部品の状態に解体していきます。元々使われていた金箔や漆をすべてペーパーで削りとり表面が平らな状態になるようにきれいに削りながらならしていきます。傷でへこんでいる部分はパテを入れてへこみ部分を埋めてから再度ペーパーでならし平らにしていきます。ペーパーで平らになった部品に下地塗りを施していきます。下地塗りが終わると乾燥させます。下地が乾燥すると今度はペーパーをあてて下地を平らに磨きます。下地が完成すると次は中塗りをします。中塗りが終わると乾燥させます。中塗りが乾燥するとペーパーをあてて磨き中塗りを平らに磨きます。中塗りが完成すると上塗りをします。黒色の光沢のある上塗りをしてから乾燥します。それから本金箔押しや本金粉をまきながら装飾していきます。彫り物などは細かい部分がたくさんあり隅まできれいに入るように何度も本金箔や本金粉を入れていきます。扉や側面に本金箔を押すときは本金箔の四角形の縦横のラインがまっすぐきれいに並ぶように押していきます。次に蒔絵になります。もともと描かれていた図柄を参考にして新しく描いていきます。細い筆でひとつずつ筆で描いていきます。部品がすべてそろうと次はきれいに金装飾された金具を打っていきます。飾り金具と言って装飾のために使う金具と実際に扉や引き戸などの重量を支える金具があります。装飾金具を打ち終えると組み立て作業に入ります。全体のバランスを整えながら彫り物や屋根、扉、棚、丸柱、壁を本体部分にはめ込んで組み立てていきます。仏壇が完成すると仏具といわれる吊り灯篭やヨーラクなどの天井から吊るす装飾品の設置場所に金具をつけ、電気配線の通る小さな穴を仏壇側面の目立たない部分に開けます。このような工程を得て新品同様の仕上がりになり再度仏間の中に設置されます。

■修復期間:約2ケ月

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