2020年4月19日
和室の畳より一段高くなったスペース(床の間)に浄土真宗本願寺派(西本願寺)専用の黒塗り金仏壇を設置させて頂きました。和室に金仏壇を設置すると部屋の中が豪華になり華やかになります。お参りしていただくのにとても良い祈りの空間になりました。LED配線でライトアップされた吊り灯篭が仏壇内部を荘厳に照らします。浄土真宗本願寺派(西本願寺派)はご本尊(掛け軸)を京都の本願寺(本山)で頂くことが推奨されていて、ご本尊を頂かれるまで今はその場所はあけてある状態です。お経机を置くとおりんやお供え物などをゆったりと置くことができお寺様がお見えになった時もお経の本を置いていただくのにとても便利で使い勝手がよくなります。仏壇の中央部に三角形の金襴製の打ち敷きが掛けられ西本願寺の下り藤の紋が入っています。西本願寺は基本的には位牌は使わずその代わり過去帳を位牌に準じるような形で大切にお祭りし法名(他の宗派では戒名)や亡くなられた日付、生前のお名前、享年(行年)を書き記します。その過去帳は打ち敷きの上、仏壇中央部に置かれています。金仏壇に使われている金は金沢産100%の本金箔ですので半永久的にはげたり変色することもなく永くご本尊様、ご先祖様のおられる場所をきらびやかに輝かせつづけます。