畳が敷かれた立派な和室のテレビの横にモダンの家具調仏壇の上置き型を設置させて頂きました。静岡県の仏壇工場で製作された国産の上置き仏壇でとてもスタイリッシュなデザインで和室にもよく似合います。メープル材とタモ材の二種類の素材が外観のベースになって製作されています。シルバーのラインがアクセントとして使われています。扉や外観のメープル材に施されたウレタンの表面仕上げは落ち着いた光沢感の中に明るさ、華やかさがあります。正面奥の上段には真言宗のご本尊である木彫りの大日如来像やタモ製スタンド型掛け軸の弘法大師、不動明王が安置されています。仏壇天井部にはLEDダウンライトが設置されご本尊やご先祖様を荘厳に照らします。引き出しを引くとガラス製のふたがついていて、スライド式仏具板の役割をはたし、おりんや過去帳、見台などの仏具を置いてお祭りできます。線香やローソクで火を使う場合もこのスペースでゆったりと余裕をもって安全にお祭りすることができます。ガラスのふたを奥に押すと引き出し収納として仏具小物を収納することができます。仏壇の奥行きは26㎝と薄型に設計され家具やテレビと比べても前に出ることなくきれいに収まります。メープルの色合いにイエローからオレンジ系のグラデーションがかかった具足(仏具)の色合いがマッチしてとても柔らかく暖かい印象を与えます。
モダン上置き仏壇 真言宗:奈良県生駒市
2020年4月7日